ブログを始めて10記事ほど公開すると、Google Search Consoleにも少しずつ数字が表示され始めました。
でも初心者の私には、
「表示回数27回って多いの?」
「平均掲載順位42位は悪い?」
「CTR18.5%なら記事タイトルは成功?」
と、数字を見ても何を判断すればいいのかよく分かりませんでした。
そこで今回は、実際のおやつBASEのSearch Consoleデータをエクスポートし、ChatGPTに分析してもらう実験をしました。
さらに、普段のおやつBASEについての会話履歴を持たない一時チャットでも同じデータを分析してもらい、初見のChatGPTがどこまで正しく判断できるのかも確認しています。
結論からいうと、ChatGPTはSearch Consoleの数字を整理したり、注意すべき点を見つけたりする用途ではかなり便利でした。
一方で、運営者本人しか知らない情報までは分からず、もっともらしい推測が混じる場面もありました。
この記事では、ブログ10記事時点の実データと、ChatGPTができたこと・できなかったことを初心者目線で紹介します。
ブログ10記事時点のSearch ConsoleをChatGPTに分析してみた
今回使ったのは、Google Search Consoleの「検索パフォーマンス」に表示された過去28日間のデータです。
検証時点のおやつBASEでは10記事を公開しており、検索パフォーマンス画面からデータをエクスポートしました。
そのデータをChatGPTへアップロードして、次の内容を分析してもらいました。
- 良い点
- 問題点
- 今すぐ改善すべき点
- まだデータ不足で判断できない点
- 数字の不自然な点や注意点
今回は、私が普段使っているおやつBASEのチャットとは別に、一時チャットでも同じデータを渡して検証しています。
事前にサイトの運営状況や私自身の行動を詳しく教えず、Search Consoleのデータからどこまで判断できるのかを見るためです。
ブログ10記事時点のSearch Console実データ
通常検索は27表示・5クリックだった
Search Consoleでは、次の数字が記録されていました。
| 指標 | 結果 |
|---|---|
| 合計クリック数 | 5 |
| 合計表示回数 | 27 |
| 平均CTR | 18.5% |
| 平均掲載順位 | 42.4位 |

ブログ10記事時点のSearch Console。過去28日間で27表示・5クリックが記録されていました。
数字だけを見ると、
「CTR18.5%なら結構いいのでは?」
と思いたくなります。
ただし、表示回数はまだ27回しかありません。
数回クリックが増減するだけでもCTRが大きく変わるため、現段階で「良い・悪い」を判断するにはデータが少なすぎます。
さらに私は、公開後の表示確認のために自分でもスマホからGoogle検索経由でおやつBASEを開いた記憶があります。
正確な回数までは覚えていないため、Search Consoleに記録された5クリックすべてを外部の読者によるものとは判断していません。
「ChatGPT×ブログ」関連の検索語で表示されていた
Search Consoleで確認できた検索クエリは次の4件でした。
- chatgpt ブログ記事 作成
- キーワード選定 ai
- chatgpt ブログ活用
- chatgpt ブログ

Search Consoleで確認できた検索クエリは4件。全体では5クリックある一方、公開されているクエリではすべて0クリックでした。
少なくとも今回の期間では、おやつBASEで扱っている「ChatGPT×ブログ」「AI×キーワード選定」に関連する検索結果で表示が発生していることを確認できました。
一方で、これらの検索クエリの平均掲載順位は90位台です。
そのため、
「Googleから高く評価された」
と判断できる段階ではありません。
今回はあくまで、狙っているテーマに関連する検索結果へ表示され始めたという事実までとして扱います。
キーワード選定を実際に行った流れは、こちらの記事でも紹介しています。
記事によって初期の掲載順位には大きな差があった
ページ別のデータを見ると、記事ごとにかなり違いがありました。
| ページ | 表示回数 | 平均掲載順位 |
|---|---|---|
| ChatGPTでブログを始める記事 | 4 | 4.25位 |
| NoLangの記事 | 3 | 6.67位 |
| A8.netの記事 | 2 | 10.5位 |
| ChatGPTでブログ記事を作る記事 | 7 | 82.14位 |
| ChatGPTでキーワード選定の記事 | 4 | 74.25位 |

ページ別では、少数表示ながら1ページ目前後に表示された記事と、70〜80位台の記事がありました。
NoLangの記事は平均6.67位、A8.netの記事は10.5位でした。
一方、「ChatGPTでブログ記事を作る」「ChatGPTでキーワード選定」といった記事では70〜80位台です。
ただし、NoLangの記事は3表示、A8.netの記事は2表示しかありません。
そのため、
「NoLangの記事はSEOで上位表示に成功した」
とは判断できません。
今回確認できたのは、少数表示ながら1ページ目前後で表示されたケースもあり、記事によって初期の表示位置には大きな差があったというところまでです。
初見のChatGPTに分析させた結果
一時チャットへSearch Consoleのデータを渡すと、ChatGPTはデータを読み込み、初心者向けに分析結果をまとめました。

事前の運営情報を詳しく与えず、Search Consoleのデータを一時チャットのChatGPTに分析してもらいました。
実際に使った指示はこちらです。
このGoogle Search Consoleのデータを、ブログ初心者にも分かるように分析してください。
良い点、問題点、今すぐ改善すべき点、まだデータ不足で判断できない点を分けて教えてください。
数字に不自然な点や注意すべき点があれば、それも指摘してください。
データの整理はかなり正確だった
ChatGPTは、
- 合計クリック数
- 表示回数
- CTR
- 平均掲載順位
- ページ別データ
- 検索クエリ
- 国
- デバイス
- 日別推移
をまとめて整理してくれました。
Search Consoleを初めて見ると、数字や項目が多く、
「結局どこを見ればいいの?」
となりやすいです。
その状態から、まず全体像を整理する補助役としては使いやすいと感じました。
データ不足も正しく指摘できた
ChatGPTは、CTR18.5%という数字だけを見て「良い」とは判断しませんでした。
表示回数が27回、クリックが5回しかないため、現時点では評価するにはデータが少ないと指摘しています。
また、モバイルでは、
- 5表示
- 2クリック
- CTR40%
という数字が出ていましたが、これについても5表示しかないため、PCよりスマホの方が強いとは判断できないとしています。
NoLangの記事が平均6.67位だった点についても、3表示しかないため成功扱いはしていませんでした。
少ないデータの中で、見た目の良い数字を必要以上に評価しなかった点は参考になりました。
Search Consoleの「数字が合わない」問題も説明できた
今回のデータを見ていると、初心者には少し不思議に見える数字がありました。
5クリックあるのに検索クエリは全部0クリックだった
サイト全体では、
27表示・5クリック
が記録されています。
ところが、表示されている4件の検索クエリを合計すると、
9表示・0クリック
しかありません。
つまり、残りの表示やクリックを発生させた検索語が一覧には見えていません。
Search Consoleでは、プライバシー保護などの理由から、検索回数の少ない一部のクエリが一覧へ表示されないことがあります。
Google公式:Search Consoleのクエリデータと匿名化について
そのため、
「全体では5クリックあるのに、検索クエリ欄ではすべて0クリック」
という状態でも、必ずしもデータが壊れているわけではありません。
ChatGPTはこの違いにも気づき、Search Consoleの集計上あり得る状態として説明してくれました。
全体27表示なのにページ別を足すと37表示になった
もう一つ気になったのが、ページ別の表示回数です。
サイト全体では27表示なのに、各ページの表示回数を足すと37表示になりました。
一見すると数字が合っていません。
しかしSearch Consoleでは、サイト全体とURLごとの集計方法が同じとは限りません。
同じ検索結果に同一サイトの複数URLが表示された場合など、ページ別の数字を単純に足すと、サイト全体の表示回数より多くなることがあります。
つまり、
「27表示と37表示が一致しない=CSVの異常」
とは限りません。
今回の検証で、Search Consoleの数字は各行を単純に足せばいいわけではないことも分かりました。
Google公式:Search Consoleの表示回数・ページ別集計について
ChatGPTだけでは分からなかったこと
ここからが、今回実際に試して特に重要だと感じた部分です。
ChatGPTは数字をかなり細かく分析してくれましたが、AIへデータを丸投げすれば、すべて正しく判断できるわけではありませんでした。
自分自身の検索確認までは分からない
初見のChatGPTは、5クリックについて、
「実際にGoogle検索から5クリック発生している」
ことを良い点として評価していました。
しかし私は、公開後の確認で自分でもGoogle検索からサイトを開いた記憶があります。
この情報はSearch Consoleのデータには書かれていません。
そのためChatGPTだけでは、
- 何クリックが外部の読者なのか
- 運営者本人の確認が何回含まれているのか
- 同じ人が複数回クリックしたのか
までは分かりません。
正確に言えるのは、
「Search Console上で5クリックが記録された」
までです。
今回の実験で、AIは数字を分析できても、その数字の背景にある運営者自身の行動までは知らないことがよく分かりました。
Search Consoleで5クリックが記録されていても、そのすべてが外部読者によるクリックとは限りません。運営者自身の検索確認など、データだけではChatGPTに分からない事情もあります。
Google内部の動きを推測する場面もあった
ChatGPTの回答には、
「Googleがこの検索にも出してみようと範囲を広げている」
といった説明もありました。
あり得ない話ではありませんが、Search Consoleで確認できるのは検索結果での表示回数や順位などです。
Google内部で実際にどのような評価や判断が行われたのかまでは、今回のデータだけでは確認できません。
そのため、こうした説明は確認できた事実ではなく、AIによる仮説として読む必要があります。
ChatGPTの文章は自然なので、推測でも事実のように感じてしまう点には注意した方がよさそうです。
データ不足でも改善を勧める場面があった
ChatGPTは、
「まだデータが少ないので大幅なリライトは早い」
と説明していました。
一方で別の箇所では、
- ChatGPTブログ記事作成の記事
- ChatGPTキーワード選定の記事
を優先して改善することも提案しています。
しかし、この2記事も表示回数は7回と4回しかありません。
私は今回のデータだけでは、新しい記事制作を止めて優先的に大きくリライトするほどの根拠にはならないと判断しました。
内部リンクなど明らかに不足している部分があれば整えますが、順位だけを理由に記事を大きく変更するのはもう少し待ちます。
このように、ChatGPTの回答でも、慎重な分析と具体的な改善提案の間に少し差が出ることがあると分かりました。
最終的な判断は人間側で行う必要があります。
Google検索の生成AI機能でも1回表示されていた
通常の検索パフォーマンスを確認していると、Search Consoleに「生成AI機能」というレポートも表示されていました。
実際におやつBASEの過去28日間を確認すると、
合計表示回数は1回
でした。

Search Consoleの生成AIレポートでは、過去28日間に1回の表示が記録されていました。
さらにページ別に見ると、表示されていたのは記事ではなく、
プロフィールページ
でした。

生成AIレポートで表示されたのは、記事ではなくプロフィールページでした。
確認できた内容は次のとおりです。
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 表示回数 | 1 |
| ページ | プロフィール |
| 日付 | 2026年8月25日 |
| 国 | 日本 |
| デバイス | PC |
ただし、表示回数は1回だけです。
そのため、
「プロフィールページが生成AI検索で高く評価された」
「生成AI検索対策に成功した」
とは判断できません。
今回は、Search Consoleの生成AIレポートでプロフィールページに1回の表示が記録されていたという事実だけを残しておきます。
ブログ10記事時点ではリライトより観測を続けることにした
今回のSearch ConsoleデータとChatGPT分析を見た結果、おやつBASEでは今すぐ大きなSEO修正をするのではなく、もう少しデータを集めることにしました。
現時点では、
- CTR18.5%を成功とは判断しない
- 順位70〜90位の記事もすぐ全面リライトしない
- NoLangやA8.netも「上位表示成功」とは判断しない
- 関連記事同士の内部リンクは自然に整える
- 新しい記事も継続して増やす
- Search Consoleの表示回数や検索クエリの変化を観測する
という方針です。
今回のように表示回数が少ない段階では、数字が数回変わるだけでもCTRや平均順位が大きく動きます。
短期間の数字を見るたびに記事タイトルや本文を変更するより、まずは検索データをためながら傾向を見る方がよさそうだと判断しました。
ChatGPTで実際にブログ記事を作成した流れはこちらで紹介しています。
Search ConsoleをChatGPTに分析してもらう手順
今回試した方法自体は簡単でした。
1.Google Search Consoleを開く
まずSearch Consoleの「検索パフォーマンス」から、検索結果のデータを確認します。
まだSearch Consoleを設定していない場合は、こちらの記事で実際に設定した手順を紹介しています。
2.分析したい期間を選ぶ
今回は「過去28日間」を選びました。
ただし、おやつBASEはまだ新しいサイトなので、実際に検索表示が発生していた期間はそれより短い状態でした。
3.データをエクスポートする
検索パフォーマンス画面の右上にある「エクスポート」からデータをダウンロードします。
今回は、複数のCSVがまとめられたZIPファイルをそのままChatGPTへアップロードしました。
4.ChatGPTへアップロードして分析を依頼する
ファイルを添付したら、何を分析してほしいか伝えます。
今回使った指示はこちらです。
このGoogle Search Consoleのデータを、ブログ初心者にも分かるように分析してください。
良い点、問題点、今すぐ改善すべき点、まだデータ不足で判断できない点を分けて教えてください。
数字に不自然な点や注意すべき点があれば、それも指摘してください。
難しいプロンプトにしなくても、今回のデータではかなり細かい分析結果が返ってきました。
5.事実とChatGPTの推測を分けて確認する
ChatGPTの回答が出たら、そのまま全部採用せず、
- Search Consoleで確認できる数字
- AIがデータから推測した内容
- 自分しか知らない運営状況
- データ不足でまだ判断できない内容
を分けて確認します。
今回であれば、
「Search Consoleで5クリックが記録された」
ことはデータ上の事実です。
一方、
「5クリックすべてが外部読者によるもの」
とは判断できませんでした。
この確認まで行ってから、改善するかどうかを決めるのがよさそうです。
まとめ|ChatGPTはSearch Console分析の補助役として便利だった
今回は、ブログ10記事時点のGoogle Search ConsoleデータをChatGPTに分析してもらいました。
実際に試して分かったのは、
- Search Consoleの数字を初心者向けに整理するのは得意
- データ不足の数字を過大評価しない判断もできた
- 一見合わないSearch Consoleの数字にも気づけた
- CSVに含まれない運営者自身の事情までは分からない
- Google内部の動きについて推測が混じることもある
ということです。
Search Console初心者の私にとって、ChatGPTは、
「数字を丸投げして答えを決めてもらう存在」ではなく、「データを読むための最初の補助役」
として使うのが合っていると感じました。
今後も、
AIで整理する → 自分の実体験を加える → 事実と推測を分ける → 最後は自分で判断する
という流れでSearch Consoleを確認していく予定です。
まだ検索データそのものが少ないため、しばらく記事制作を続けたあと、データが増えた段階でもう一度ChatGPTで分析してみます。
